さるこの庵 支援サイト 捨てられたり、飼育を放棄されてしまった犬・猫たちを保護している 『さるこの庵』 の支援者達がボランティアで運営しているサイトです。 |
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≫ さるこの庵からのメッセージ こんにちは。動物福祉施設さるこの庵です。 さるこの庵では、現在犬32匹、猫84匹が日々の生活を過ごしています。 (2017年10月時点で、犬・猫たち合わせて70匹となっております。) 犬も猫も、最も信頼していたはずの飼い主さんから遺棄されたり、殺処分の為に管理センターに連れて行かれたりされた子達ばかりです。 人間から奮われそうになってしまった1匹1匹の命を守り、飼い主さんからある日突然捨てられてどんなにか傷ついたであろう魂(こころ)にまた元気を取り戻せる様、スタッフ全員で日々動物達と向かい合っています。 近年、マスコミはペットブームをあおり、経済社会においては、ペット関係の流通商品の拡大は驚くものがあります。 ペット業界に従事する人口を考えれば、どれほどたくさんの人がペットの恩恵をこうむっていることでしょうか。 されど、その反対に全国の管理センターにおける犬・猫の殺処分数は増加の一歩をたどるばかりです。 日本は世界の中でも有数な先進国です。 各分野において世界に誇れる知識や技術や文化を有するすばらしい国です。 それなのにどうして、生命に対して関心が無いのでしょうか。 (故)マザーテレサが来日された際、「日本は文明国だけど、心が貧しい国」と表現されたと本で読ませていただきました。 このお言葉から、ペットに対しての日本人の無責任さをも考えさせられました。 遠い昔から、犬や猫をペット化してきたのは人間です。 家族同様に愛しみ、共に日々を過ごし、人生を重ねている動物達、その看取りまでは、責任をともなうのではないでしょうか。 我々人間社会も、自然災害があったり、経済的困窮があったり、生きていくのは楽なことではありません。 だからこそ、心が温まる話題が増えた方が幸福だと思いませんか。 花あふれる地球上、人間も動物も自然も大切な仲間です。 お互いにとって幸福な道は決して心が貧しくなることはないと思いませんか。 動物の幸福は飼い主の幸福でもあるはずです。 幸福がたくさんの日本という国をつくっていくのは、私達一人一人です。 さるこの庵では、主に、犬・猫への愛護という精神のもとに動物福祉活動を行っています。 多くの皆様のご賛同・御支援をお待ち致しております。 どうぞよろしくお願い致します。 2011年6月 さるこの庵 |